連続MOVEday


年末映画の中盤戦にして最大の注目作パプリカと007を2日連続で見てきた。
今敏3年ぶりの新作であるパプリカは頭骨から尻尾の先まで今パワー全開の作品。
パンフレットにも書かれている通りケレン味たっぷりに描く映像センス、巧妙な脚本、おなじみの大どんでん返しと、90分とは思えぬ大ボリューム。
情報量的には120分とも思える内容に今敏IZMのスゴさを改めて感じることが出来た。
 俺の中で良作と呼べる作品は尺よりも長いと感じるものが多いのだが、今敏の作品は正にソレを感じ取れる最大の作品である。
氏の時間的マジックとも言うべきか、コレで終わると思ったら実はまだ中盤だった等と言うことは毎回ある事で、満足と驚きを毎回与えてくれる。
TVシリーズ妄想代理人が正直残念な作品だった為に、当初不安は拭えなかったのだが、やはり今敏が最大限に活躍できる場所は映画だと言う事を改めて再認識させてくれる作品だった。
原作からのアレンジも相当効いているだろうと思えるこの作品、原作を読んだ後もう一度見てみたいと持った。
 次の日には007と映画を2日連続で見ると言う初の行為を刊行。
同日に2本等と言う無謀な行為は流石に行わなかったが、それでも2本見るというのは贅沢と言うかもったいないというか、意味不明な貧乏性は置いておいて、コチラも約3年ぶりの007最新作。
6代目ボンドの初作品にして、ボンドの初の物語と言う事で、007におけるさまざまなタブーを行った作品だった。
OPアイキャッチを入れない、ボンドがボコられる等、大凡今までのシリーズには見られないカットが多く収録されたのが印象的な作品だった。
だが1つ思ったのが、過去の話なのにもかかわらず、道具がやたらと近代的なのはご愛好か?
それ以外は安定した007で相変わらずのクオリティ。6代目もまだピアースブロスナンには劣るものの、期待できるキャラクターだった。しかし、この作品相変わらずシナリオが分かり辛いのは何とかして欲しい所である。
 今年も残す所2週間。
年末映画は残すはどうぶつの森鉄コン筋クリートの2本。
はたして見る事が出来るだろうか?
と、言うよりもゲームやれ!!と自分に言いたい所である。