昨年映画

映画部門
第3位
パイレーツオブカリビアン デッドマンズチェスト
実にすばらしきはデップ様。
キメようと思えばカッコ悪く、何気ないしぐさや動きがやたらとカッコ良く、その数秒後にはドジを踏む。
正に片時も目を離すことの出来ない良作。
そして前作の複線を見事に使い、いよいよ完結編のワールドエンドへと向かう下りは実にスバラシイの一言。

第2位
時をかける少女
語るべき事はいくつか既に語っているのだが、まだまだ細田の話は尽きない。
道徳の教科書の様な内容の原作を見事なまでにアレンジした脚色は見事の一言。
効果的に取り入れられるオブジェクトや天丼の演出、こいつがトップでもおかしくない!!

第1位
ドラえもん のび太の恐竜2006
時かけが1位だと思った方残念でした。
正直結構はりましたが、やはりこいつが本年度No.1
世間体では声が変わって悪くなっただの、シナリオが良くないなどとの下らぬ意見が横行している昨今、クソ食らえである。
 俺はこの作品によって、声のジレンマから抜ける事が出来たし、何よりも時かけ同様、製作者の愛を感じる事の出来る作品だった。
仕事場の娘も見に行ったと言うが、小学5年生が既に泣いていたという。
その純粋な穢れ無き心を揺さぶる事の出来る作品を非難する者はその者自身の心が歪んでいるのだと思う。
原作の完成度も然ることながら、最後のアレンジはやはり見事であった。
おめでとう、ピースケがのび太にとってNo.1であったように、この作品が俺にとってNo.1だ。

次点
パプリカ

これもホント悩み所、あそこまでクオリティの高い見事な脚本は正に今敏izm
今敏の作品は常にNo1の可能性を秘めた作品である。
実写映画のような内容をアニメ映画でしか表現できないような方法で見事に見せる。
そのセンスは見事の一言。
しかし、トップではないと言う不思議な作品。
あえてNo.1を取らないのではないか?とさえ思わせる。
ソレほどまでに完成されたセンスである。


 さて次回は、昨年印象に残ったニュースでも書き上げようかと思う。