先日の続き。

何の?
一応入院の。
ってな感じで、全ての話にオチをつけず産業廃棄物化させつつも筑紫を見たりニュース鳥を見たり、犬の世話をしたりしている合間に綴るコノ駄文。
誰かの無駄時間燃焼の火種になればコレ幸い。
一般病棟に移された後、何が一番変わったか?
ソレは自らの足でトイレに行ってもいいということだ。
今までは尿は尿カテが通ってる為、勝手に放尿されるし、便は簡易式便器が用意してある為ベッドから降りてする程度。
病院内を歩き回ることは愚か、病室を抜け出すことさえもかなわなかった俺が自分の足でトイレにも行ける上、少しだけなら院内売店まで出歩いてもいいと言うのだ。
そしてTVも見れるという素敵特典付き。
それまで一日が地獄のように長かったのだが、TV・雑誌のお陰で赤くなってないのに3倍早い!!
人生とは壮大な暇つぶしって事が良く解った気がした。
即ち、生活を豊かにする文明とは、暇つぶしを促進させるものなのだ。
等という下らない事はさておき、一般病棟に移されてから一番最初にしたかった事、ソレは「風呂に入る」である。一般病棟に移されたお陰で、ついに自ら風呂に入ることが出来たのだ。
ICUにいた頃は看護婦が毎日体を拭くだけだった。
ココで疑問に思う方々も若干名いると思うが、その際当然シモの部分も洗浄されるのだ「他人に」俺も例外ではなく、ママレモンと思しき容器に入れられた謎の洗剤で股間を洗浄される究極的屈辱を味あわされたのだ。
その時はそれ所では無かったし、朦朧としながら勝手にやらせていたのだが。
マトモに頭が働くようになってきたここ数日ではそんな事を好き勝手やらせるわけにはイカン。手前で風呂に入ってそこらじゅう入念に洗浄である。
その際一つ思った事、人間体を洗わないとどこが一番汚れるか?
ソレまで俺はてっきり毛も一番生えてるし、頭だと思っていたのだが、やはり股間だった。
人間どんな状況になっても一番活動が活発なのは息子だったのである。
皆、オマタは綺麗にしましょう。
それ以降は回りにマトモな話を出来る人間も多いし(幸い俺の相部屋の人は比較的軽い症状の人が多かった)マトモでも馬鹿なのは俺ぐらいだ。
一般病棟に移されてからは1週間ほどで退院することが出来た。
退院し、病院から出た時一番衝撃的だったのは、太陽が眩しい事だった。
太陽の下でマトモに空を向けないのだ。普段何気なく生活していると思いがちだが、ソレはやはり健康ということである、病に冒されわずか3週間室内に籠り続けようものなら、お天道様の下を歩けない体になってしまうのだ。
その数日後俺はようやくリハビリも兼ねて仕事に復帰するのだが、自らの体なのに体力が追いつか無い上、ど忘れの激しくなった頭に何ヶ月も悩まされる日々をすごすのだった。
アレから1年たった今、俺は30℃の中外で仕事を行えるまで回復した。
体力低下はあっという間だが、回復させるにはその何倍もの金、時間、労力が必要になってのだ。
こんな糞文章を読んで下さった皆々様どうもありがとです。
皆様のお陰で今でも俺は元気にやれてます。


ってか、マーシャル生きてるか?
復帰するのをまっとるで。