武道館は伊達じゃない

nori_s2005-08-29

と思ったのは、水樹奈々LIVEROCKET2005に行ってきたから。
本人の説明はもはや伏せるとして、普段こういうタイプの人ってのは殆どにでっかくなれない。何故なら、こういうタイプだから。
オタが一番買う店であろうアニメイトオリコン協力店じゃないし、先日話題になったハピマテだって、2位にランクインしながらもオンエア3秒という扱い。
いくら後半は同じ人間が数枚買ったからといっても、初期は実際の売り上げでの換算の筈。それなりのオンエアはして欲しい、コレじゃ演歌より扱いが低いってモンだ。
で、話を戻すが今回のLive会場はパシフィコ横浜国立大ホール。
そこいらの人間にゃ逆立ちしたって出来やしない場所。ソレを企画モノでもなくワンマンで行うってのは当然だがソレ相応の実力、人気が絶対必要不可欠。
たとえ人気だけあったとしても、実力が無きゃ最大収容人数約5000人、3階席まであるこのサイズじゃ全く聞こえやしない、逆に笑いものになるだけだ。
ソレをほぼ歌だけで約3時間乗り切ったのは伊達じゃないって事だ。
そして、2度のアンコールに受け答え、まだ残されているような体力と鋼の喉には素直に感服。
今回初めて当人のLIVEに行ったのだが、この規模のLIVEでコレだけ楽しめたのは初めてだった。まぁ、今までこのサイズのが皆企画モノだったため、そのノリだけで押し切ってる奴ばっかりだったってのもあるが。
自分の座席が1階席だったものの、正に一番後ろでハッキリ言って本人は点、マトモに見えたモンでは無かったのに、声だけやたらと聞こえるわけである。
最後にマイクなしで叫んだのだが、ソレすらも恐らく3階席まで聞こえたであろうモノだった。
別に歌の上手い下手が全てではないし、ましてや声のデカさなんて、マイクヴォリュームでごまかせる。
しかし、ソレを差し引いても、ほぼ歌のみで皆を3時間引っ張り続けた水樹奈々の実力はモノホンではないかと思わざるを得なかった。
来年は2度目の武道館だそうだ。
大したモンである。