オールクリア


約2月程前からコツコツ遊び続けたNEWスーパーマリオをオールクリア。
久々の純粋2Dアクションをプレイさせてもらった。
ゲームの3D化が進む中俺は今まで大きな勘違いをしていた。
2Dの時に味わった、ギリギリの1ドットを見極めジャンプをしたり、敵の隙間を潜り抜けるアクションはもう味わうことが出来ないのだと。
しかし、この作品を遊んだ今なら言える、そんな事は完全な俺の悲観的な妄想だったのだ。

この作品は全く特殊な事を行わず、ただ純粋にジャンプアクションの真の楽しさをさらりとやってのけた作品。
特筆すべき点はある訳ではないが、そんな作品だからこそ遊びやすい。
だからこそ安心して遊べる。オールクリアしようといった気分にさせる。
2週目を見据えてゲームを進めると言う訳でもなく、何時か来る終わりを見据えながらコツコツと遊ばせるプレイ。
だが、それでもこの2ヶ月十分に遊ぶことが出来た。
しかも、まだやろうと言う気にさせてくれる。
 最近の膨大なデータ量のゲームのように、隠しフューチャーがどこかにあるからソレを探す為にやろうという惰性的なプレイ意欲とは違い、実際に遊びたいと思いつつも、目標を全て達成する為に遊ばせるそんな+思考な作品だった。
 正直、俺自身としてはそんなにン100時間も遊ばせて貰わなくてもいいのだ。
特に最近のように遊びに時間を割くことが出来なくなってしまった身分としては尚更だ。
それに、隠しフューチャーが全てオープンしたとしても本当に魅力的なソフトだったらもう一回やるだろう。
そんな事を見据えて作られているようにとすら感じられる。
もっとこの作品に出会うのが早ければ俺自身、今ほどこの業界に絶望しなかっただろうと思う。