汚ネェ祭り

毎年このシーズンになるとある事。
俺も例に溺れずオタな訳で、やはりと言うかなんと言うか例の逆三角形に行って来た。
 ところがドッコイ、何時もの様に回れば良かったのに、デッカイところを興味本位で行ってしまったが為に大後悔。
行きたい所はごまんと在ったのに、殆ど回れない始末。
オマケに並んでる最中に隣の人と話をしようモンなら、「〜¥で売れるからまぁいいかね」だそうな。
既に転売目的で並んでる方々がゴロゴロいらっしゃるようで、俺自身買えたもののゲッソリ。
 元々この転売目的の薄汚ェ連中が嫌いで、行かなかったというのを最近忘れていた。
夏の炎天下の中の貴重な時間を殆ど意味の成さない物で過ぎ去ってしまった。
果たして皆それほどまでしてこの薄っぺらな本が欲しいのだろうか?皆コレで満足なのか?
金稼ぎをしたいのなら、もっと別の効率のいい方法があるだろう。
何の為の祭りなのだろう。金を回すための物なのか?沢山売れりゃエラいのか?
売ってる方も当初の目的を忘れてるのではないかと正直思ってしまう。
沢山の人をもてなすと、一人一人の楽しみが減るという典型的なモノを身を持って体験させられた。
 その後回ったスペースで話した時間の方がよっぽど有意義で充実した時間だった。
ありがとうひかり様、やっぱりあなたは最高です。



 祭りが終わった後はそのまま新宿へ、ターゲットは未だに見れない時かけを見に行く為である。
しかし、今日も最終公演まで立ち見でいっぱいと言う有様、当然スルーした。
果たして俺はこの映画を座ってゆっくり見ることが出来るのだろうか?
 日曜日の新宿は正に歩行者ヘヴンな訳で、映画館行く途中にもゴロゴロと大道芸人がいたりした。
普段は結構スルーしているのだが、映画も見れんかったし、釈然としない気分の為か、何故か見入ってしまう。
流石ソレで食ってる(自称)だけあって、千葉やそこいらでギターケース開いておひねり貰いたい連中とは訳が違う。
普段TVでやっているクオリティの事をLIVEで見るというのも一興、皆のテンションを必死で持ち上げ、見事なまでに稼いだ腕は流石10年選手。俺も初めて野口さんを差し上げてしまった。
その50mぐらい後方で皆がチップくれないから逆ギレしてた手品師の人には合掌。

夏も中盤に差し掛かり、イベントが目白押し。
¥も猛烈に飛んで行くが、果たして持つだろうか? こんな事で悩める俺はオメデタイ奴だと思う。