大穴ゲーム


先日ソフトを2本買った。
見ての通りスターフォックスコマンドと、リズム天国
最近携帯機ばかりやってる等と言うツッコミは最早過去の物。
 当然本命はスターフォックス
リズム天国メイドインワリオスタッフだからと言うような何の期待感も無くフィーリングでの購入。
店頭体験版は一応やっておいた為どのようなゲームかはある程度は判っているし、つまらないゲームではなかったので、取り合えず購入。
ところがドッコイリズム天国の面白さがハンパじゃ無い。
スターフォックスそっちのけでプレイに没頭。
基本的にはほぼ1ボタン音ゲーなのだが、ノートを打つのではなく、キャラクターのアクションにあわせてボタンを押していくというゲーム。
音を奏でるというよりも、リズムに乗りながら他のジャンルゲームを遊んでいるような感じ。その行為がべらぼうに楽しい。
リズムに合わせてパンチしたり手拍子したり天狗切ったりタップダンス踊ったり。
その単純なステージのラストに用意されたリミックスのプレイ中は電車の中だろうがついついリズムを取ってしまいそうになる程の楽しさ。
攻略して行くのが楽しいのではなく、リズムに合わせてボタンを押すという行為その物を楽しませてくれる。
今まで数多くの音ゲーをプレイして来たが、それらの楽しさとは明らかに違う何かをこの作品は秘めている。
音ゲーでは無いゲームをプレイしている最中についついテンポ良くボタンを押してしまった時や、日常生活で何気なく机の上で指を鳴らしている時、ついついリズミカルに押してしまった時などの感覚に似ている。
飲み屋等で茶碗に箸を打ち付けて楽しんでるオッサン等もこういった気持ちなのだろうか?
スタッフロールを見て見るとプロデューサーにつんくの名前。
元々音ゲーの火付け役パラッパ自体1993年にミュージシャン松浦雅也が作った作品だったが、音ゲーの新しさを出した人間もやはりゲームとは別の業界の人間だったようだ。