先日のゲームオーケストラから遡る事さらに1週間、最早1月ほど前の話になるのだが、小さなLIVEに行っていた。
渋谷RUIDO@K2にて行われたthe music Laboratory cubeと言うインディーズバンド主催の物。
俺自身の目的は主催のthe music Laboratory cubeなのだが、他のグループも中々の物で、機会があったら聞いて見るのもいいかと思える連中だった。
流石に4つのグループのLIVEと言う事もあり、以前ワンマンで行われたLIVEよりも人数は多め。
とは言っても恐らく150人行くか行かないかの人数。
が故に、本人達の目の前で聞く事が出来るし、その本人達とも会話が出来る程の客の数。
毎週秋葉で路上でやってる連中や、パチスロ北斗の拳の曲を作曲してる連中やら活躍の場は様々、どんな物にも音楽が付いてる昨今、イロイロな所に音楽の仕事と言う物が転がっている物である。
そしてそこで活動している人間に付くファンも必ずいるという事なのだろう。
まだまだ生活して行くのは正直厳しそうだが、何時か続けていれば花は咲くのではないかと思う。
 しかし、こういった小さなLIVEに行くと毎回思うのだが、売れるか売れないか等、正直9割以上が運だと思う。
良く聞くのが歌が上手いから聞くと言うし俺自身もそういった理由で聞いてるアーティストも多い。
だが、売れていない連中にだって歌の上手い連中は多いのだ。
そう考えるとホント売れるか売れないかなんて95%以上は運なのだと思う。
歌が下手でも売れる奴はいるし、その逆も叱り。
タイアップなら、そのタイアップの番組・CMやゲーム。
聞いた場所、果てはその場の雰囲気、温度にすら影響されるだろう。
実際、デビュー前に歌ってた曲をデビュー後に歌ってるアーティストだってごまんといるだろうし、その時点で歌ったのと過去に歌ってのでは評価だって確実に違うのだと思う。
ゲームだってそう、昨今は特に面白いとされる作品が売れずに、話題だけで売れる作品が増えている。
その結果、現在の業界は正直危険な状況になっている。
音楽の業界にはこういった不安はないのだろうか?
既ににわかファンで80%以上固められた業界と言う事なのだろうか?
俺自身は、売れて欲しい感もあるが、自分らだけの物ではなくたってしまうというのもチョット惜しい気もするところだ。

そういや、先日のオーケストラコンサートのCDやDVDは絶対出ないだそうだ。
何しろ、録音も録画も一切していないとの事。
本当に俺ら1000人弱の為だけに演奏された完全な非営利目的な物だったんだなと、改めて感動。
あのコンサートもある意味インディーズに近いモンがあった。
ああいったイベントで逆にガチで固められたらきっとつまらなくなって行くだろう。
好きな事を好きな連中が好きな人間の為だけに行う。
コレこそが与えられる物としては何よりも幸せなのだと思う。