オッサン寝る

彼是半月近く前になるのだが、夜10:00頃仕事から帰る途中。
周は真っ暗自転車で帰路を急いでいるとデッカイ固まり1つ。
当初ゴミ袋かと思い、よけようと思って近づいて驚愕した。
人である。
まだ正月明けたばかりの寒空の下オッサンがぶっ倒れていたのだ。
 流石にビビって「オッサン、オッサン」と声をかける。
その瞬間「ンガ」と一声。
どうやら生きているようだ。
しかし、このままどうしようかと悩んでいると、他にも通りすがりの人が2,3名現れ、皆で小時間悩んだ結果110番通報。
クソ寒い中こういう事を待つのは返って時間が長く感じられる。
オッサンは鼾をかいて寝てやがるし。
あまりにも遅いので近所の交番に駆け込むも電話もらってますよと一言。
それからさらに待つこと数分。遂にパトカー到着。
警官来てもオッサンやれ蘇我に住んでるだの大日だの言って全く取り合わない。
俺がショウガネェなと言おうモンならオッサンそれにイチャモン入れてくる始末。
俺が助けなかったら手前凍死してたぞコノ野郎。
 ここまでさせておいて感謝のひとつも無し。
恐らくよいがさめたらあいさつ回りなのだろう。
コレだから酔っ払いってのは嫌いなのだ。