意外な落とし穴

俺がDSを現在一番ホットなハードと崇めているのはご周知の通りだと思う。
まったく持って間違ってないし、これほど可愛いハードはPCエンジン以来かも知れない。
だが、幾つか陰りが見える今日この頃。
 まず、ニンテンをとにかく許せないのが、初期DSの迫害っぷり。
店にDSアクセサリを購入しに行くと、見渡す限りのDSライト専用の文字。
本体ケースから始まり、タッチペン、液晶フィルター等々ライトと初期型の違いは意外と差がある為、そこらじゅうにライト専用の文字。
両対応の製品に関しては、任天堂ノーライセンシーという恐怖。
まるで、ユダヤに対するナチのような扱いなのだ。
先日行ったヨドバシAKIBAですら、ライト専用のポーチスペースは壁一面にあるものの、DS専用ポーチのスペースはわずか3列程度、その中でようやく発見したニンテンライセンシーのDSケース。
以前はこれがメインだったのに、ライトが出た瞬間手のひらを返したかのような扱いである。
そんなに迫害されるのが嫌ならとっとと買い換えろという意見もあるだろう、最もであるが、ハッキリ言ってニンテン製品は壊れない。驚異的な頑丈さを誇るのだ。
 PSP初期不良云々で総プレイ時間20時間程度なのに既に2回修理に出しているのに対し、ほぼ毎日使ってる上十字キーが磨り減るほど遊んでいるのに一向に壊れないというタフさ。
俺自身同じハードを2台も3台も買うのは大嫌いな人間の為、嬉しい事この上ないのだが、お陰で買い換える気がいまいち起きないのだ。
 そして、DSライトには唯一にして最大の欠点が存在する。
それはGBAソフトが数ミリ飛び出すという仕様。
スマートなボディから飛び出すその様は無様で仕方がない。
実際問題、慣れてしまえばそれほどではないのかもしれないが、今現在パーフェクトな姿で存在しているDSを捨ててまでそんなことをするような真似は俺にはできない。
まだまだ、初期型との付き合いは終わらなそうである。
 

 

 そんなこんなで先日から、ゼルダの伝説無限の砂時計をプレイしているのだが、正直楽しくない。
それは何故か?それは実はDSの一番の特徴タッチペンにある。
 ゲームをファミコンのころから遊んでいるような俺にはタッチペンでメインの操作で行うというものが正直納得行かない。スターフォックスコマンドの辺りから不吉な予感がしたのだが、ゼルダは益々酷い結果となってしまった。
自分の手が邪魔で、キャラが見えない、ボタン連射の快感を味わうことが出来ない等、理由は多々ある。
 よく紹介記事で直感的な操作が行える等という文章を目にするが、俺にとって直感的な動作というのは、↓でしゃがむし、Bが攻撃なのだ。
古い人間といわれようがなんだろうが仕方がない。
俺のリンクはBで剣を振る
タッチペンの操作自体が不味いと言う訳ではない。
今までの作品を安易にタッチペンの操作にシフトするのが良くないと言っているのだ。
その辺のことをコナミは良くわかってる気がする。
ゴエモンのタッチパネルでなぞを解き、ボタンでアクションをするという操作感覚は大変好感触だった。(ゲームはつまらなかったが)ゼルダも、もう少し見習ってほしかったということを声を大にしていいたい。