もっと早く書きたかった

10月である。
パチスロ業界が暗黒時代に突入したり、免許紛失して悪夢のような思いをしたと思ったらありえんところから出てきたり、ボクシングじゃなくてプロレスだったり、初音ミクの体験版収録の本すらプレミア付いてたり、アイマスのCDに呪われていたりしたが、やはり10月。
今年も後3月である。
とは言え、もう10月も半分近く過ぎてしまっている状況。
ゴタゴタの収まらない今日この頃、もはや過ぎ去ってしまった前回の話の続きをするのもどうかとは思うのだが、中途半端に終わらせるのももっと癪なのでとりあえず前回の続き。

 そもそも、18禁の作品を売れると言うレベルの低い理由でアニメーション化してしまうというのは大きな問題があろう。その結果放送中止という最悪の結果に陥ってしまった本作品。
その幻の最終話をどのようにして保管したか?
メーカーはご存知のとおり、急遽上映会を開いたのだ。
その上、原作ソフトを未開封のまま持参するという意味不明且つ儲け主義のみの最悪な方法を使って。
 原作ファンしか見ないような最終回を、原作ファンが見れないような手筈を取って上映を行おうとしたメーカー。
まるで、最終ラウンドでプロレスを行った亀田弟のような愚行。
全てのファンをぶった切るかのような低脳な行いが報告され、ユーザーを激怒させた数日後、CSの有料放送にて放送するという発表がなされた。
ほっと胸をなでおろすユーザーとそれを黙っていないメーカー、そのCS発表直後に未開封の是非は問わないと言う大慌てなのか、狙ってなのかどちらとも取れぬが、結局ユーザーを混乱させるような発表を数日間の間に何度も何度も行った。
正直、作品内容がヤンデレならば、作ってる連中は完全にイカレてると思った。
散々ユーザーを引っ掻き回し、テレビ局、世間、その他のゲーム、アニメーションの評価を著しく低下させる行いである。
毎回毎回、少年犯罪がおきると決まって当て付けのようにファミ通編集部に茶々を入れにくるマスコミ、そしてそれを必死に弁護するヒゲ=社長浜村であるが、もし今回のことが突っ込まれたら正直言い返せないのではないかと思った。
何しろ、本当にそれがメインなのだから。(まぁ、厳密にはゲームでは無いため関係ないとは思うが)今までのは、ホラー作品描写等で凄惨な映像も使われたりもしたが、今回の作品は完全にそれがメインなのだ。
頭の行かれたティーンエイジャーが腹いせに自分の友人をぶっ殺すという仕方ない描写ではないのだ。
こんな作品を作ってしまう上、それが受け入れられてしまうとは、ソフ倫が落ちたのか、メーカーのプライドが落ちたのか?業界全体が落ちたのか?
正直そのどれもなのだろう。
そのシワ寄せを食らうのは何時だって善良な作品を作り続けている連中なのである。
物を作る人間にはもっと高い志を持ってもらいたいと心から願う。