歴史的遺産と猛者達

先日、コミュニティのOFF会の為にナンジャタウンにいってきた。
今まで何度かお世話になっているナンジャコミュニティの方々主催のクリスマスパーティである。
OFF会とは言え、ナンジャタウンの店を借り切っての立派なものである。
それもその筈、このクリスマスパーティ今年で12回を数える由緒正しき物。
恐らくナンジャタウン開始当初から開かれているのではないだろうか?
去年は用事で参加することが出来なかったのだが、今年こそは念願の参加。
Air-Wind様何時もお誘いいただきありがとうございます。
 しかし、この主催者のチームの方々がすさまじすぎる。
俺自身、ナンジャコミュニティで初めて知り合ったのだが、ナンジャの鉄人トップランカーだったり、元ナンジャスタッフだったり、ガイドブックにやたらとコメントを載せていたり、ギノウタイを個人所有していたりと、正直関係者以上の詳しさなのではないかとさえ思ってしまう。
以前、何の気なしにコミケで買ったナンジャのトリビアを載せたコピー誌があったのだが、それさえも監修していたというほぼナンジャの全てに精通しているような人なのだ。
だが、本当の凄さはこの次の日に待ち受けていた。
 最新号のファミ通にも掲載されていたのだが、熊谷のとある場所にギャラクシアン3を復刻させている人々がいるという。
ゲームの博物館という名目で、修理をしながらレトロ大型筐体を展示しているというのだ。
コレ自体もコミュニティに参加していた為、意外と前から知っていた事だったのだが、それさえもこの鉄人達がかかわっていたのである。



 当時、値段の高さとACでゲームをやるという行為に慣れておらずビビッてプレイしなかったことを死ぬほど後悔していた俺の夢をかなえてくれた瞬間。

28人プレイは永久の夢となってしまったけれど、6人をプレイできただけでも感動。
本当に夢をかなえてくれてありがとうございます。
他にも、新宿スポランでこれまたやろうと思ったら撤去されてしまったスターブレードや、

Airさん個人所有のギノウタイ、

テクノドライブなんかもあった。


 この人達の行動力、決断力にはホントに恐れ入る。
ナンジャの事といい、この人達に比べれば俺の行動力なんぞ井の中の蛙どころか、井にすら入ることの出来ないその辺の水溜りに浮かぶボウフラである。だが、この人達は口を揃えて言うのだ。仕事だったらこんなことやらん、と。
 確かに大型筐体は場所も取るし、ゲームに対して汎用性に優れず、採算のあわせ辛い物であることには間違いない。
だが、大型筐体には何より夢がある。
こういったバブリーな作品は存在その物が素晴らしいのだ。
置かれているだけでカリスマ性がある。
保守的になってしまっている今だからこそ必要な存在なのだ。
 しかし、悲しき事にこの場所での営業は何と1月5日までなのだそうだ。
このビル自体の取り壊しが原因である。
12月16日現在転移先は見つかっていないとの事、どなたか良い物権をお知りの方はぜひご連絡を差し上げてください。
千葉のド田舎とかで丁度いいのが見つかればいいんだが……
せめて1月5日の撤去作業は手伝えたらいいなぁ。