買う阿呆に売る阿呆

PS3の発売から早1週間、各所で様々なマネーゲームが行われている。
上野公園在住の青い家住人を買収し、大量購入、転売を図る北の魑魅魍魎。
連中を撲滅すべく、偽名を使い、オークションマジックにより1¥にて購入を企てる某掲示板住人。
目の見えぬ所で大枚が飛び交い、システムの抜け穴を見つけ、イタチゴッコを繰り返す。
そんな悪夢のような事が日々行われ続け早1週間。
本当にゲームをやりたかった人間の下へ果たして10万の何%が届いたというのだろうか?
そもそも、何%の人間が純粋にゲームをやりたくて買ったというのだろう?

BLROMが再生できるから。
ただなんとなく。
転売できるから。

 ソフトの売り上げが悲惨なことになっているのではないかと今から心配。
こんな醜い争いを起こすためにこのハードを発売したとでも言うのだろうか?
もっとも、俺自身この中の予備軍だったわけだが、傍から見ると現代社会の恥部が明るみに出たような気がしてならない。
ゲームとはこんなことのために作られたものではない筈である。
 再来週またしてもこの状況が起こってしまうのか?