何時の間にやら年明けとRPG三昧

タイトルの通りである。
と、言うよりも前回書いてからほぼ1月。それまで一体何をしていたのか?
一つ言うならば、ずっと続いていた空の軌跡をようやっとクリアできた。
結果として実にすばらしい作品だった。俺の人生の中で今まで一番長く遊んだRPGFF7の91hだった。
それを上回る105hの長きプレイ時間だったが、実に楽しんで遊ぶことが出来た。
 毎度毎度の事ながら俺はRPGというジャンルが嫌いである。
何故かと考えてみた所、一つの結論に至った。
それは国内の現存するRPG殆どに言える事、エンカウントにある。
フィールドを歩く→敵が出る→敵を倒す→フィールドを歩く
この基本的な流れの中において、敵が出てきた際にゲームのテンポが一時崩れる。
自ら望んでいないのにゲームが一時的に中断されるのだ。
 俺は逆にACGが好きな人間である。それはエンカウントが存在しないからだ。
自分の戦いたい時に戦えて、嫌ならばそれを回避できるからだ。
シンボルエンカウントにより大分軽減されるものの、やはりテンポが崩れるというのは間違いない。
そこでモチベーションを揚げてくれるのがシナリオであり世界観、期待感である。
先の話が観たい、もっと冒険したいと思わせてくれる雰囲気こそがRPGの楽しさなのだと思う。
以前恩師で通称おいしいお米と言う人がいて、その人が言うならばRPGとは冒険であると言った。
今になってその意味の真の意味を知ることが出来た気がする。
 その点において空の軌跡は実にすばらしい作品であったと思う。
基本的にはシナリオをつづるストーリーRPGであるものの、膨大なサブクエストが存在し、そこへの分岐が街の掲示板を見たり人から聞いたりと、自ら動いて浮け思うものばかりである。
シナリオを進めながら自らの意思で掲示板を確認すると言う行為が実に生活染みていて、その単純な行為でもその世界に自分か生きているという感覚を思わせてくれた。
シナリオも実に秀逸で105hの長いプレイ時間も実に楽しく過ごさせてくれた。
ココまでモチベーションが高く遊ばせてくれた作品は恐らくWILD ARMS2nd以来ではないだろうかと言うぐらい楽しませてくれた。
だが、文句が全く無いというわけではない。
最近のRPGに溺れず、複数回遊ぶと言う行為が前提となっているのか、一度間違うと二度と取れないアイテムがあったり、ラストになると突然バランスが崩れる等鼻につく所もあったがそれを補って余りあるぐらいの完成度を誇った。
よく完成度が高けりゃ面白いのか?と言うことを言われるのだが、完成度、好感度が高く有名な作品と言えば他にグランディア等がある。
あの作品の雰囲気やシナリオの感覚が非常に良く似ていると言えよう。
つまりこの作品はRPGが一番面白いといわれた時代のRPGではないかと思う。

さて、お次は何を遊ぶか?気づいたら恐ろしくRPGが積まれている。
ポケモンプラチナから始まりクロノトリガー、リゾード、そして空の軌跡3rdと、今までの人生のRPGを埋めるかのようなラインナップ。
果たして何から潰していこうか、非常に悩みどころである。



あ、遅ればせながら皆様あけましてオメデトウございます